ブランドコンセプト

2001年11月に福岡市警固に店舗を構えるにあたり、和銀看板商品となる 『蛙リング』を制作しました。
蛙本来が持つ、生命力や、躍動感を表現するため試行錯誤した結果、しがみつくスタイルが誕生しました。

硬い銀という素材に柔らかい質感の丸みや躍動感、今にも動き出しそうな生命力を吹き込んだ蛙シリーズを筆頭に、 子豚・うさぎと数多くの仲間が増えました。
ぎゅ~っとしがみつくそのスタイルは、ただアクセサリーをつけるということだけではなく、心の奥底をぐ~っと掴まれるような温かみを感じる作品になっています。

店名の名のとおり、『和』にもこだわっております。
ただ、和を強調するような作品ではなく、見ているだけでも季節を感じとれたり、やわらかな温もりを感じたり、さりげないやさしさのある作品に仕上げています。

また、和銀のテーマでもある、『自然界』のものは、計り知れないパワーを秘めています。少しでもその計り知れないパワーをシルバーを通して表現できるよう日々取り組んでおります。

忘れてはいけないのが、『遊び心』。
作品ひとつひとつに心をくすぐられるような遊び心が溢れています。

蛙はぎゅ~っと指にはしがみつかないが、しがみつくとおもしろいかも。。。
子豚が吊るされるとどんな感じだろう。。。
うさぎが月に向かって駆け出す姿はきれいだな。。。
カッパってどんな感じだったのだろう。。。などなど。
いろんなことを夢想しながら、自然界にあるありとあらゆるものを和銀流の遊び心で表現しています。

作品ひとつひとつにいえることは、愛着がもてるかもてないか。
和銀はそこに一番力を入れています。 シルバーは、愛用していただくとそれぞれに違った仕上がりをみせます。
長く使うことにより、他の人とは違う大切な一点となり、代用のきかない存在になる。
そういった愛着のもてる、温かみのある作品になるよう心がけて制作しています。

今後も、いろんなことを夢想しながら、いろんな作品作りを展開して参ります。
つけている人を和ませ、見ている人をやさしい気持ちにするような温かみ溢れる作品を制作していく所存でございます。

和銀 黒田 和